内部クリーニング

今回の修理は東芝Dynabook T560/58AW(PT56058ABFW)です。

 

以前、ハードディスクの交換修理を行ったお客様です。修理後しばらくは良かったようですが、ここ最近パソコンを使用していると突然電源が切れてしまうとのこと。

 

症状から言うと「ホコリが溜まっているのかな?」という感じなので、内部のクリーニングをしました。

 

パソコンは使っている場所の環境によっては、内部にホコリが溜まってしまうことがあります。

そして、溜まった誇りの影響で排熱ができずに熱暴走を起こし突然電源が切れるようになることもあります。

ノートパソコンの場合、機種に依りますが溜まったホコリを取り除くフタを備えているものもありますが、そうでない機種の場合は分解清掃が必要になることもあります。

 

今回は清掃できる仕様ではないので分解です。

本体底面のネジをすべて取り外したあとキーボードを外します。キーボード下にさらにネジが隠れているのでそれも外すと本体部分の天面が簡単に外れます。

写真は清掃後ですが、図の赤枠の部分にホコリが溜まると排熱ができなくなります。
エアーダスターを使って溜まっているホコリを除去します。ファンの部分にもホコリが堆積しているので、それもきれいに除去してから元通りに組み戻します。
清掃前はファンがかなり高回転でうるさく回っていましたが、排熱がうまくできるようになったので、ファンの回転も落ち着き静かになりました。