ここ近年、パソコンを触っていて特に感じるのは、ハードディスクがパソコンの快適動作の足を引っ張っているなということ。
パソコンは、いろんな装置の集合体として動作していて、それぞれに役割があるのですが、特にその中で主役となっているのが以下の3つです。
- CPU
- メモリ
- ハードディスク
です。
この中で、ハードディスクは容量こそ増えましたがここしばらくの間それ以外の大きく性能を伸ばしてはいません。
CPUやメモリなどはアクセス速度が向上しているのですが、ハードディスクの遅さはCPU・メモリの速度向上した分を台無しにしています。
CPU・メモリ・ハードディスクは三人四脚で仕事をしているわけですが、ハードディスクの動作が遅いため、パソコン全体としてのパフォーマンスが低下してしまっているのです。
これを改善するためには、ハードディスクの代わりにSSDを使います。
SSDも役割としてはハードディスクと同じで、PCを起動させるOS(Windowsなど)やアプリ・その他のファイルなどを記憶してくれています。
以前は、このSSDはとても高価で、なかなか手が届かなかったものですが、最近は技術の発達や量産されるようになったことにより、比較的リーズナブルになってきました。(それでもまだ割高ですが。)
ここ最近では、いろいろなことを考慮した上で、ハードディスクからSSDへ載せ替えをする依頼が増えてきました。ハードディスクでは起動にとても時間がかかっていたPCもSSDへ載せ替えるだけで、起動時間が大幅に短縮されるようになり、起動中の動作も、より快適になりました。
SSDはノートパソコンを持ち歩いて利用される方にも向いています。
ハードディスクは振動や衝撃に弱いので、持ち歩いて使うノートパソコンは、慎重に取り扱わなければなりません。
それに対してSSDは、振動・衝撃の影響を受けない構造になっているため、うっかりパソコンを落下させたりしても、よほどのことがない限り壊れることはありません。
パソコンの動作が遅くて不便されている方は、ぜひご相談ください。