メモリは16GBの時代へ

この2年ほどの間、家電量販店でCPUは高性能なのにメモリが4GBほどしか搭載されていないPCを購入され、動作が遅くて不便を強いられているお客様をよく見かけます。

 

パソコンを選ぶ際に、重視したいポイントとしては、頭脳の役割をするCPU、パソコン自身が作業するスペースであるメモリ、データを蓄えておくハードディスクやSSDが、どんな性能なのか、どのくらいの容量があるのかといった点について、しっかりと確認したいですね。


この1~2年ほどの間に購入されたパソコンで、CPUはCore i5やi7で性能が良いのに、メモリが4GBしか搭載されておらず、動作の遅さに不満を抱いているお客様を何人も見てきました。

現在のパソコンは2015年に発売されたWindows10が主流ですが、発売された当初では4GBのメモリでもそれほど不満なく動作していたように記憶しています。

 

Windows10は、年に2回の機能改善と品質改善のアップデートが行われ、それらのアップデートを迎えるたびに求められるメモリ量が増加してきて、今や8GBは当たり前でそれでも不満を感じる場面も増えてきたように感じます。

 

先日、あるお客様のところへ訪問した際に32GBのメモリを搭載したパソコンの初期設定をさせていただきました。箱出し状態で動かし始めたばかりのPCでしたがタスクマネージャーでメモリの使用量を確認したところ8GB弱の使用でした。

Windowsではメモリの搭載量に応じてメモリの使用量も変化していきますが、やはり余裕をもった構成にしておかないと、実際にパソコンを使うユーザーの快適性が失われることになります。

 

いつの時代のパソコンでも、使い始めてから数年でメモリ不足になり、メモリ増設をすることがありますが、最近は可能な限り16GBになるようにしています。

 

パソコンによってはメモリ増設ができなかったり、最大メモリ搭載量が8GBまでといった機種もあるので、メモリ不足が疑われるパソコンをなんとかしたいなとお考えの方は、ご相談ください。